痩せ型の平均余命は一番短い


こんばんは!
加賀ちえこです。

今日は栄養と健康のリスクについてお話しようと思います。
一般的に肥満度をBMIで表すことが多いですが、この中でBMI18.5未満は痩せ型(日本肥満学会基準)と分類されます。

モデル体型を目指す方はBMI18.5を切ることを目標にされますが、実はBMIで表す数値の中でBMI18.5未満が一番平均余命が短いのです。
なぜならBMI18.5未満の状態というのは間違いなく栄養不足だからです。

栄養不足で体重が減るだけならいいですが、栄養は生きるために体に必要なものなので、不足するとどこかに不調が出てきます。
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・生理不順
・疲れやすい
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などは比較的すぐに現れます。

さらに年齢を重ねると、見た目の老化、体の中の老化にも繋がり、余命が短くなる訳です。
また40歳を超えると
BMI20くらいはないと、栄養不足の状態です。

私がBMI20未満を希望する方に食事指導をしていないのはこの為です。
今日このようなお話をしたのは、多くの人に栄養素の大切さを知ってほしかったからです。

とは言え、BMI25を超えると生活習慣病のリスクも高くなるので、栄養を摂りながら健康的に痩せていくのが理想です。
痩せ型は間違いなく栄養不足ですが、肥満も栄養不足が影響しています。

この機会に「自分の食事で栄養が摂れているか?」を考えてみてくださいね。

 

加賀 千映子(かが ちえこ) 薬剤師。栄養学により薬に頼らない健康な体を作るための情報発信をしています。iherbコード:KAG802

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